失敗しない子ども英会話教室の選び方丨元講師が教える入学前に確認したいこと

こんにちは!元英会話講師で現在は英語保育士ブロガーをしているゆっこ(@yukko_LoveKids)といいます!

こんなお悩みはありませんか?

悩むパパママ

これからの子どもは英語教育が重要になってくるのはわかるけど、
英会話教室に通わせて成果がでなかったらどうしよう。
どの英会話教室がいいのだろう。

英語教育は大学受験までの長い道のりです。
長い時間をかけて継続して学習していくことができた子どもこそ、英語学習の成果を発揮できます!

しかし、せっかくお金をかけて英会話学校に通わせたのに
途中で辞めてしまうと残念ながらお金を払った分の価値を見いだせなくなってしまいます💦

それは本当にもったいないですよね。

つまり、英会話の習い事を継続していることが最も重要なのです!
この記事では、継続して英会話教室に通うために入学前にチェックしておきたい点を元英会話講師の目線でお伝えします。

この記事でわかること
・英会話学校に通うメリット・デメリット
どうして英会話を辞めてしまうのかその理由
辞めてしまわないように入学前にチェックしておきたい点
・体験レッスンでの講師の見極めポイント

この記事を読むことで、①実際にどのような原因で英会話を続けられなかったのか
②英会話を続けるために親が何をチェックしておくべきか がわかります。

3年の英会話講師経験から、具体的に何をチェックすべきかをお伝えしていきます。
ぜひ、最後までお付き合いくださいませ^^

通学の子ども英会話教室に通うメリット・デメリット

まずは、子ども英会話教室に通うメリット・デメリットをお話します。

そして、最終的にメリットとデメリットのどちらが大きいのかということをお伝えします。

子ども英会話教室に通うメリット

①英語圏出身のネイティブの英語に触れられる!

大手英会話学校のネイティブ講師は英語圏出身であることが多いです。
なのでアメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語に触れることができます。

どこの英会話学校にいっても英語圏出身のネイティブの先生の英語に触れられるということは、
お子さんが自然な発音やアクセントの英語を話せるようになることに繋がります^^♫

一方、オンライン英会話は費用が抑えられる分、英語圏出身ではない講師が多いのです。
つまり、フィリピン人など英語が母語ではないので、英語に母語のなまりがあるということがあります。

綺麗な発音を身に付けさせたいという方には、英語圏出身の先生の英語に触れさせてあげることをおすすめします!

②近い距離でネイティブの先生に親しめるようになる!

オンラインレッスンだと画面上でのレッスンでしか先生と会話ができないので距離感を感じてしまうこともありますよね。

通学の英会話教室の良いところは、画面越しではなく実際に近い距離で先生と接することができるということです!

現在はコロナでハイタッチなど実際に手を触れることは少なくなっていますが、
本来は先生とのふれ合いから先生を近くに感じられることこそ、通学の英会話レッスンの大きなメリットだと私は思います^^♪

また、レッスン以外にもハローウィンやクリスマスなどのイベントを通して先生との距離を縮められるのも通学の英会話教室の良いところです。

日常生活で外国人と接することがなかなかない中、英会話の習い事でネイティブの先生を近い距離で「親しみを感じられる」ようになることは大きなメリットだと思いませんか?

③一緒に英語学習をしたいと思えるクラスメイト・友達ができる

集団授業のいいところは、やっぱりこれです!^^
一人で英語学習をしているのではなく、クラスメイトの友達と学習をしていると思えることは大きなメリットです!

一人でオンラインレッスンで学習するのってやっぱり大変。
大人の私でも大変でした💦 簡単に「今日はやりたくないからいいや」とサボってしまうことができてしまいます。

でも、クラスメイトがいたら「あの子も頑張ってるから私もとりあえず授業に行こうかな」と思えますよね?

子どもなら尚さらだと思います。
オンラインレッスンをお子さんにやらせてあげるとなると、その分モチベーションの維持は親が保つ努力をする必要があるということです。

通学の英会話教室で目標にしたいクラスメイトができるとやはり心強いですよね^^

ゆっこ

通学のグループレッスンのいい所はこちらの記事でも詳しくお話しています^^
興味があればチェックしてみてください♫

子ども英会話教室のデメリット

①週1回1時間の英会話レッスンのみでは成果が出にくい

英語習得には2000時間が必要と言われています。

1年は52週間で春・夏・冬・GWに1週間ずつ休みがあるとすると
52ー4=48 (1年間で48時間の学習時間)

2000時間➗48時間=41年

単純計算で2000時間の学習時間に到達するのに41年かかるということになります。
小学校1年生に始めたとすると 6+41=47歳 でやっと英語が話せるようになる?!

遅すぎですよね😥

この計算には学校での英語の学習時間が含まれていないので41年はかからないと言えますが、
そもそも週1回の英語学習では全く十分でないということをお伝えしたいのです!

ゆっこ

でも、英会話に通うということは「意味がない」という訳ではないので安心してくださいね!
英会話教室+おうち英語に取り組めると十分効果は出てきます。

インプットを英会話教室で行い、さらに家でもアウトプットの練習をできるようすることが大切です!

②集団レッスンなのでレベルが難しすぎる/簡単すぎるという場合も

メリットとして、集団レッスンで一緒に英語学習に取り組めるクラスメイトができるとお伝えしましたが
一方でレベルが合わなかったというデメリットが起きる可能性もあります。

できたら、体験レッスンでクラスメイトのレベルを見ておきたいところですが
先生と生徒、一対一の体験レッスンが多いので実際のクラスメイトのレベルを体感するということは難しいかと思います。

先生やカウンセラーの方にどのようなレベルの生徒がいるのか、
お子さんと同じくらいのレベルまたは少し上のレベル(レベルが高すぎない)かということをぜひ聞いておきましょう!

③ 会話フォーカスなので学校の勉強や受験勉強に対応しない場合も

英会話レッスンはどうしても会話練習がメインとなります。
塾のように文法や読解問題を解くことは少ない事が多いです。


なので、学校の英語のテストの点数に直接つながらないという結果になる場合もあります。

ただ、受験勉強として問題を解く力ももちろん必要ですが、
将来の受験で英検があると有利になったり、スピーキングのテストは必ずあるので
会話の対策は塾とは別に練習しておくことが大切です。

 

元英会話講師が教える 英会話教室を辞めてしまう理由

ゆっこ

先に辞めてしまう理由をお伝えしますね!
それを先に知れたら辞めるような状況にならないように対策ができますよね?^^

よくある英会話を辞める理由 ①学校の英語科目で成果が見られない

先ほどのデメリットでお話した、「学校の成績に繋がらない」という点です。

なぜ学校の成績に繋がらないのかというと、
英会話レッスンでは英語を話せるようになることが一番の目的なので「英語を話す」時間が最も多くとられているからです。

一方の学校のテストでは、
①文法問題
②単語や文章の書き取り
③長文問題
などがあり、英会話レッスンで対応できないものが多いからです。

英会話レッスンの宿題では読み書きがあることも多いですが、塾ほどたくさん問題を解くというのはあまり英会話レッスンではできません。

ゆっこ

じゃあ、「英会話教室に通わせるのは意味ない」と思われた方、ちょっと待ってくださいね!
そうならないためにどんな英会話教室を選ぶべきかをお伝えします(^^)👍

【英会話を継続するためのチェック項目①】日本人講師の文法/英検対策クラスがあるかをチェック!

やはり中学生から大切になってくるのは「文法」です!

そこでおすすめしたいのが、小学生の間に文法を固めておくということです。
小学生の間に文法を学んでおくことで、中学生からの文法学習が楽になります。さらに、文法学習以外の単語学習や多読学習などに多くの時間をかけることができるようになります!

音から入った英会話から徐々に文法の意味や形の理解もできるようになっていくことが大切です。

小学校高学年になれば、英文法を始めてもいいでしょう。発達心理学の知見からも、10歳を超える頃から抽象的な思考が進んできて、言葉の「意味」だけでなく「形式」を考えるようになる、と言われています。

小田せつこ. 子どもの未来を広げる「おやこえいご」 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1927-1929). Kindle 版.

上の書籍でもお話されているように、
小学生後半から抽象的な思考ができるようになり、日本語を通して「なぜこの文法になるのだろう?」と考えられるようになります!

英会話レッスンのとり方としては

①英会話レッスン(ネイティブ講師)
②文法レッスン(日本人講師)

のように会話と文法を別々にとれることをおすすめします!

よくある英会話を辞めてしまう理由 ②塾や他の習い事を優先させたい

せっかく英会話力をつけようと英会話の習い事を始めたのに、塾や他の習い事を優先させたいからと辞めてしまう子どもは多いです。

英会話を辞めてしまう理由

・大学受験で英会話力は必要になるけど、今は必要ない

・今は学校の勉強のための塾に通わせたい

・他の習い事や部活を優先させたい

英会話力は大学受験の直前に対策をしていきなり力をつけれるものではないので、

まだまだ時間のある今のうちからコツコツやっていったほうが確実に将来周りと差を付けられるのにな・・・
ともったいなく思います。

【英会話を継続するためのチェック項目②】忙しくなっても続けられるだけの習い事の数に絞っておく

小学校、中学校に入ると幼児期の自由な時間がたくさんあった時期とは異なり、
毎日の宿題や習い事や部活、お友達との遊びなど忙しくなります。

なので、いきなりたくさんの習い事をするのではなく、
お子さん本人が忙しくなってもやり抜くことができると思う数の習い事に絞ることをおすすめします。

全ての習い事や部活の全体の大変さをみて、
お子さんがやり通すことができるかを本人に聞き、本人の意志で習い事を決めることも重要です。

せっかく英会話を習いに来ているのに、本人の意志で習っていなければレッスンを受けるだけで
身につくものも身につかないという悲しい結果になってしまいます。

よくある英会話を辞めてしまう理由③ 本人のやる気が出ない

英会話を受ける子どもでよくあるのが、英会話レッスンは楽しいけど
子ども自身の英語学習へのやる気が出ない。

なぜなら、幼児期に親御さんに連れられ英会話を始めたけど、
本人の英語学習への目的意識を持てていないからです。

幼児期は「楽しい!」だけの英語学習で十分ですが、
小学生以上からは英語学習の目標を持てるようになることが大切です!

そのために、お子さんの英語力をみてしっかり目標設定をしてくれる英会話講師かどうかということを
体験レッスンなどでチェックしておくといいですよ。

【英会話を継続するためのチェック項目③】 子どもの英語学習の目標設定をしてくれ、背中を押してくれる講師かどうか

ネイティブの講師であっても、いい先生はただレッスンをするだけではなく

さらに〇〇ができるようになろう!」と子どもにさらに高い目標を定めてくれます(^^)

1個ずつ目標をクリアしていくことでお子さんはやる気を高めていくことができます!

ただなんとなくレッスンを受けるのではなく、

お子さん自身で「ここをもっと頑張ろう!」と思うことができれば

より主体的にやる気を持って英会話レッスンを受けれるようになります😊

そして、前よりも高い目標に対して講師が背中を押してくれ、
子どもが「トライしてみよう」と思わせてくれる講師かどうかをぜひ体験レッスンなどで見てみてくださいね。

 

継続できる英会話教室 

ペッピーキッズ

画像引用:ペッピーキッズHP

創業1989年
校舎数約1,350教室(沖縄を除く46都道府県)
受講可能な年齢1歳〜高校生まで
講師外国人講師(4回のうち1回)と日本人講師のダブルサポート
入学金11,000円
お月謝7,700円(幼児)〜10,076円(小学生以上)
文法・英検対策クラスあり(小学校中学年から)¥7,586(税込)
イベントTECS(年2回の英語検定/小学生以上)、年3回の授業参観、サマースクール

ペッピーキッズの特徴

  • 日本人講師と外国人講師の片方どちらかを選ぶのではなく、両方の授業を受けれる
  • 手や指を使ってフォニックスや発音の仕方を学ぶことができるソルマーク式PRC-メソッドを取り入れている
  • 年3回の授業参観でお子さんの成長を見ることができる
  • 幼児から高校生まで長く続けられる!

ゆっこ

元英会話講師がいいな!と思ったこと
①日本人講師と外国人講師両方のサポートを得られること
お子さん目線だと、英語で外国人講師に聞けなかった質問は日本人講師に聞くことができるので
わからなかったことはしっかり解消できることも良い点ですね♪
➡︎②講師がスーツを着ていない。
ペッピーキッズでは講師はTシャツを着用しています。
先生がTシャツを着ていることで、子どもは緊張感や圧迫感を感じることがないのが良いですね(^^)

文法・英検対策クラスがある

また、英検合格を目標として小学校3年生からは文法・英検対策クラスがあるのがいいですね!
文法対策クラスでも4回のうち1回は外国人講師で英検の面接対策もすることができます。

気になった方は無料体験レッスンを受けてみてくださいね。

ペッピーキッズの無料体験レッスンに行ってみる

コロナウイルス対策

MEMO
コロナ禍の中対面授業が不安に感じられる方には
オンラインレッスンでも通学と同じレッスンを受けることができます。
オンラインレッスンを希望の方でも、一度校舎で体験レッスンを受けることができます♪

ECCキッズ

ECCキッズ

画像引用:ECCキッズHP

創業1962年
校舎数約168教室
受講可能な年齢1歳半〜小学生まで (ECC外語学院では中学生・高校生英会話クラスあり)
講師会話クラスは外国人コース。スーパーマスター講師は外国人(聞く・話す中心)&日本人講師(読み・書き中心)の両方
入学金11,000円
お月謝9,900円(幼児)〜11,000円(小学生)
スーパーマスターコース 約20,000円 (地域により月謝は異なる)
文法・英検対策クラスあり(スーパーマスターコース、もしくは英検対策コース)
イベントグローバルイングリッシュキャンプ、海外留学提携あり

ECCキッズの特徴

  • 創業以来、長年研究開発されてきたクオリティの高い教材
  • 小学生以降は新学習指導要領にそって「やりとり・発表」の授業
  • 幼児期のレッスンでは歌、ダンスなど楽しいレッスン➡小学校からは「聞く・話す・読む・書く」の4技能の力を着実に身に着けさせるレッスン

ゆっこ

ECCキッズはやはり老舗英会話学校というところに信頼をおけます!
スーパーマスターコースでは会話力だけでなく、読み書きの英語力も着実に身に着けられるようにカリキュラムが作られていることがわかります。

英検合格者の多さ

ECCキッズのホームページによると、1年間で6,310名(2018年度第3回、2019年度第1回、第2回)
の子ども達が英検に合格しています。

英会話学校全体として英検に力を入れていることがわかりますよね。

英検の学習が将来の中学校・高校の英語学習の先取りにもなるので、
積極的に英検を受けることができる環境があるのはいいことだと思います!

コロナウイルス対策

新型コロナウイルス対策では、Zoomでのレッスンか通学の対面レッスンを選ぶことができます。
緊急事態宣言下の県ではZoomでのオンラインレッスンのみ行っているようです。

ECCキッズの無料体験レッスンに行ってみる

シェーン子ども英会話

シェーン子ども英会話

画像引用:シェーン英会話HP

創業1977年
校舎数193教室
受講可能な年齢2歳〜中学生まで (高校生以上は大人部門のシェーン英会話に進む)
講師会話クラスは外国人講師。
コンビネーションコースでは講師は外国人(聞く・話す中心)&日本人講師(読み・書き中心)の両方
入学金16,500円
お月謝10,450円(幼児)〜11,000円(小学生)
文法・英検対策クラスあり(コンビネーションコース、もしくは英検対策コース)
イベントサマースクールあり、子どものモチベーションを上げるポイント制度あり

シェーン英会話の特徴

  • 首都圏を中心に校舎数が多い!(首都圏:171校、東海・関西・九州:22校)
  • 指導力があり室の高い外国人講師
  • 割引制度が充実(複数受講:10%オフ、家族割引:2人めから入学金0、授業料10%オフ)

ゆっこ

ここが違うポイント!
シェーン英会話も基本的には外国人講師が英会話レッスンを教えていますが、
CELTA、CertTESOLなどの国際的に有名な英語指導資格を持った外国人のみが採用されています!
日本に来る前に英語指導を学んできているので、新人の先生でも信頼をおけますよね。

コロナウイルス対策

小学生以上であれば、オンラインレッスンでも通学と同じレッスンが受けられるようになっています。

緊急事態宣言下においては、コロナウイルス対策をした上で校舎でのレッスンも通常通り行われています。

シェーン英会話の無料体験レッスンに行ってみる

ゆっこ

自宅から通える圏内に英会話教室にあれば、ぜひ体験レッスンに足を運んでみましょう!
お子さんが通う英会話教室を見つける上で1番大切なのは、お子さんと先生の相性だと思っています。
お子さんのためを思って真剣にサポートしてくれる先生なのか、
お子さんもその先生が好きでついていくことができるのか。など体験レッスンで見てくださいね(^^)

まとめ:英会話教室に入学する前にチェックしておきたいこと

いかがでしたか?

英会話を辞めてしまう理由

  1. 学校の英語科目で成果がみられない
  2. 塾や部活、習い事を優先させたい
  3. 子どものやる気がでない

この3つが英会話講師時代に多くあった理由でした。

特に1. はせっかく英会話をやっているのに、悲しい結果でした。

その理由はレッスンは英会話の練習だけで、文法学習をサポートできていなかったから。

だから、英会話を習うのであれば
ぜひ日本語を使いながらの文法学習を一緒にできる英会話教室をおすすめします。

✅ 英会話を継続するためのチェックポイント

  1. 日本人講師の文法・英検対策クラスがあるか
  2. お子さん本人の意志で両立できる塾や習い事の数に絞る
  3. 子どもの目標設定をしてくれ、背中を押してくれる講師かどうか

最後に、お子さんにあった英会話教室が見つかることを願っています😊

ゆっこ

最後までお読みいただきありがとうございました!
また、次回のブログでお会いしましょう(^^) See you soon!


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