こんにちは!インターナショナルスクールで保育士をしているゆっこ(@yukko_LoveKids)です!
ゆっこ
そこで、日本の幼稚園かインターナショナルスクールのどちらに通わせるかを迷っていませんか?
インターナショナルスクールで働いている経験から何を考慮すべきかをお話します!
そこで幼児期にどうやって英語学習をしていくかの候補としては
- 普通の幼稚園+英会話教室
- 普通の幼稚園+おうち英語 (オンライン)
- インターナショナルスクール もしくはプリスクール
これらがあげられるかなと思います。
普通の幼稚園に通わせるか、オールイングリッシュの環境のインターナショナルスクールに通わせるかの2択でまずは迷いますよね。
インターナショナルスクールに幼児期に通わせると
園で話す言語が全て英語になるので卒園児にはみんなペラペラに話せるようになっています。
ただ、メリットがあればその裏返しでデメリットもあります。
インターナショナルスクールに通わせると決める前にどんなデメリットがあるかを知ってもらいたいです。
どのデメリット3つ挙げると
- 園で日本語の絵本に触れられる機会が少ない→日本語の語彙のインプットが減る
- 勉強中詰め込みの幼稚園生活になる可能性
- のびのびと子どもがしたいことに取り組めない
この記事を読むことで、日本の幼稚園かインターナショナルスクールのどちらに通わせるかを
後悔をせずに決断ができるようになります。
そのために、何を考慮すべきかということがわかります☺
インターナショナルスクール入園前に考慮したいこと 【言語面】
①日本語の語彙のインプットが減る
ゆっこ
絵本も歌も英語のものしか使用しないので、日本語の歌や絵本を幼稚園で触れる機会を持つことができません(;_:)
これから日本で育っていく場合は日本語の語彙力も大切ですよね。
幼稚園で日本語を話さない分、お家で日本語の絵本を読んだりして日本語をしっかり教える必要があります。
お母さんもお父さんも働いていらっしゃる家庭の場合
夕方にお子さんを迎えに行き夕飯を作り、ご飯を食べさせ、お風呂に入らせ…
とかなりお忙しい夕方をお過ごしの方もいらっしゃると思います(*_*)
佐藤亮子さんの『頭のいい子に育てる3歳までに絶対やるべき幼児教育』では
「言葉のシャワー」を存分に浴びせて、子どもたちの体の中の「言葉の貯金」を増やそうと思いました。
できるだけ美しい日本語で奏でるきれいな言葉を、たくさん浴びせることが、子どもの心と感情を豊かにし、それによって深い思索ができる人間に育つように導ける一番いい方法だと思ったからです。
幼児期に美しい日本語を聞き感情を豊かにすることは日本人にとって大切なことだと思います。
悩む私
吸収力が高い幼児期に日本語を吸収する機会が少なくなってしまうのはいいのだろうか。と考えてしまいます💦
インターでは日本語の絵本を読めないので、お家でお父さん・お母さんに日本語の絵本の読み聞かせもたくさんしてもらえていると本当にいいなと思います
②日本語と英語を混ぜて使ってしまう
ゆっこ
時々日本語の中に英語を混ぜてしまうことがあります(-_-;)
その分、日本語の語彙力を増やすという努力をあきらめてるということになります
インターナショナルスクールでは英語の中に日本語も混ぜてしまう子どもがよくいます。
インターナショナルスクールでは英語のみ、お家では日本語のみとしっかり分けましょう!さらに、お家ではたくさんの日本語のシャワーを浴びせましょう!
日本語で言いたい語彙が見つからない場合は「知っている単語で説明できる?」
という風に家では積極的に日本語を使う機会を作りましょう。
お家でも英語を話すと日本語能力が身につかず
小学校に入ってから苦労することになります(;_:)
日本語が母語なので日本人として幼児期にしっかりと日本語をインプットし
日本語をアウトプットする機会をたくさん作りましょう^^
インターナショナルスクール入園前に考慮したいこと 【英語力面】
③公立の小学校に進学すれば英語を使う機会が減り、英語力が低下してしまう
悩む私
一年カナダに留学し英語力を伸ばしましたが、日本で英語を使わなくなり徐々にスムーズに英語が口から出てこなくなってしまいました💦
インターナショナルスクールに子どもを通わす前に考えてもらいたいのが、
小学校以降も同じだけ英語を話す機会を作ることができるかということです。
インターナショナルスクールでは週5回、毎日英語を使うことができていても
普通の小学校に入れば使う言語は全て日本語になります。
週1回の英会話教室に通わせるとしたらその分インプット・アウトプットともに減ってしまいます。
小学校の時間以外に今までと同じくらい英語を使う機会を作るということは
なかなか難しくなってしまいますよね。
インターナショナルスクール入園前に考慮したいこと 【英語力以外】
④ のびのびと子どものしたいことができるか
ゆっこ
時間ごとにやることが決まっているので子どものやりたいことをのびのびと取り組むことは難しいです。
伊藤美佳さん著の『モンテッソーリ×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』によると
子どもが自分の持っている才能を十分に引き出すためには、乳幼児期にどれだけこのようなフロー状態(集中している状態)を経験できるかが重要になります。
英会話教室で英会話講師をしていた時もレッスン内でしないといけないことがたくさんあり、子どもが思う存分やりたいだけ遊ぶという機会を与えることはできていませんでした。
小学生になると否応なしに1時間目は~、2時間目は~の科目のように決まったものを勉強しないといけないので
幼児期の間だけは子どもの好きなことを思う存分できるようにしてあげるのもいいと思います◎
私が働くインターナショナルスクールではお勉強の要素は少なく
おもちゃで遊ぶ時間が十分あり子どもたちは集中して遊ぶことができています。
さらに、英語以外に好きなことを幼児期に見つけられるといいですね!
⑤運動をする機会があるかどうか
ゆっこ
校庭などの体を動かす場所がない可能性が高いです(;_:)
体を動かすことは子どもにとって本当に大切!
大人と一緒で体を動かすことで集中力が上がったり、ストレスが少なくすることができます。
一日の大半をインターナショナルスクールやプリスクールで過ごすのに
体を動かせないとお家に帰ってからも暴れまわりたくなってしまいます。
園で体を動かす機会がないのであれば
他の習い事などで体を動かす機会を作る必要がありますね。
→なければ他の習い事などで体を動かす機会を作れるか
まとめ
人生に一度しかない幼児期
幼児期はその子どもの人格や性格の土台を作る大切な時期だと思います。
インターナショナルスクールに通わせることの考慮すべき点は
- 日本語に触れる機会が減り、家庭でしっかりと日本語の語彙のインプットをする必要がある
- 小学校以降もできるだけ同じ頻度で英語を使う機会を与えられるか
- お勉強中心にならず子どものしたいことをのびのびとできる環境があるか
これらがインターナショナルスクールの子ども達を育てている中で感じられることです。
幼児期にどんな子どもに育てたいかによって
幼稚園に通わせるのかそれともインターナショナルスクールに通わせるは変わってくるかと思います。
ぜひよくお考えになりお子さんに合う環境を与え
子どもにとって楽しい園生活を送れることを祈っています(*^▽^*)
★インターナショナルスクールでの幼児教育のいい所はこちらの記事をご参照ください★
